- さんだん
- I
さんだん【三段】(1)三つの段。 三つの段階。(2)歌舞伎で使う高さ約1メートルほどの三段の階段。 高足の二重舞台に配して階段とし, また幕切れにこれを赤い毛氈(モウセン)で包んで持ち出し, 演者が見得をきる時に乗る。IIさんだん【散弾・霰弾】発射すると, 多数の比較的小さな鉛製のたまがあられのように飛び散る弾丸。 ばらだま。IIIさんだん【算段】あれこれと手段・方法を考えること。 特に, 工夫して必要な金をそろえること。 工面。 やりくり。IV
「金を~する」「くるしい~にてもとめたる袖時計/安愚楽鍋(魯文)」
さんだん【讃談・讃歎】(1)〔仏〕 仏の徳をほめたたえること。 また, その話。 法話。(2)五念門の第二。 讃歎門。(3)〔仏〕 仏教讃歌の一種。 仏・菩薩・経・教法などをたたえる。 法華讃歎・百石(モモサカ)讃歎など。 平安初期から行われた。→ 和讃(4)世間の取りざた。 うわさ。「お側に寝たとて, 皆人の~ぢや/閑吟集」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.